GWに高速道路を運転する人は要注意!あなたも高速で事故を起こす理由

高速道路

夜寝る前にテレビを付けていたら、ためしてガッテンの再放送?を見てしまい、結局寝るのが遅くなってしまいました(笑)

でもその内容は普段車を運転するドライバー全員が見ておくべき内容だったのでシェアしておきます。

自分は事故歴もないし、運転は上手な方だと自負している人ほど注目の内容でした。

事故って本当に悲惨ですからね。

車は走る凶器という事を日々の運転で忘れないためにも、下記のような事故動画はたまに見ておくと戒めになります。

ためしてガッテンを見て知った高速道路の怖さ

高速道路では催眠状態になる

まず驚いたのが、高速に乗って1時間以内に事故を起こす割合が多いという調査結果です。

イメージとしては、高速を運転し始めて疲れが出てくる2時間後ぐらいに事故が多いと思っていたので意外な結果でした。

その理由が高速道路を運転していると、誰もが一種の催眠状態になってしまうという事です。

高速での事故で最も多いのは追突。
つまり先行車に後ろからドーンと突っ込む事故です。

ただの前方不注意なんですが、それを引き起こすのがドライバー誰もが陥る催眠状態。

その原因は、私たちの目が高機能だからという皮肉な結果です。

そもそも人間の目は、中心視野と周辺視野で担っている役割が異なります。

中心視野と周辺視野

中心視野はハッキリと見えるが範囲は狭い。周辺視野はボンヤリだけど範囲は広い。

焼き芋の丸じゅんに行った時のメニュー表の画像を使ってみましたが、中心視野と周辺視野の違いはこんなイメージだと思います。

中心視野:ハッキリと細かく判別するのが目的。
周辺視野:大まかに周辺を捉えて動くものに反応するのが目的。

自分の身を守るため、動くものに広い視野で反応するように周辺視野ができているんですね。

動いたものに瞬間的に反応して視界の真ん中(中心視野)に捉え、それをハッキリと細かく見る事ができる非常に高性能なカメラが人間の目というわけです。

しかし高速道路では、地面の白線・ガードレール・景色などが高速で視界の中に入ってきますよね。

時速100キロで運転しているんですから、あらゆる情報が高速で視界に入ります。
すると脳がその情報を処理するのに非常に疲れてしまいます。

すると脳は、周辺視野の機能をストップさせてしまいます。

脳みそ
ちょっと疲れるんで、高速道路では周辺視野はオフにしておきますね~。
え?サボってるんじゃないですよ。あなたの疲労軽減の為ですから勘違いしないでくださいね。

となると、残るのは中心視野のみです。

非常に狭い中心視野の視界で先行車を見ていると…あら不思議。

何故かスピード感を感じなくなるんです。

ボーっとして、目は開いているけど脳は半分寝ている状態になってしまうんです。

すると瞬間的に危険を察知できなくなり、気がついたら先行車に突っ込んでしまう事故を引き起こします。

また、ボーっと前を見ている状態になればガードレールや側壁に擦ってしまう事故も起こります。

全員が催眠状態で事故を起こした

番組の中で4人のドライバーが、シュミレーターで高速道路を運転する実験映像がありました。

その全員が1時間以内に側壁に衝突した結果となりました。

流石に全員というのはヤラセじゃないの?と思いましたが、注意喚起として受け取っておきました。

ただ、時間経過とともに全員が視線の動きが無くなった点には注目でした。

最初はスピードメーター・サイドミラー・先行車など様々なポイントに視点が動くのですが、それが1時間も経過すると先行車のみをボーっと見続けるようになっていました。

その結果、テストに参加した全員が車線を逸れていることに気が付かず、左側の側壁に車を擦ってしまったという実験でした。

解決策は1時間以内に休憩を取る・車間を十分に取ること

誰もが催眠状態に掛かることを前提に、高速に乗ったら1時間以内に休憩を取ることを推奨していました。

人によっては高速に乗ったら緊急時のトイレ以外では止まりたくない!という人もいますが、できるだけ頻繁に休憩したほうが良さそうです。

GWという車が多い時に事故を起こしたら、自分や家族が大変なのはもちろんですが、巻き込まれた方もたまったもんじゃありません。

サービスエリアなら無料のお茶が飲めるんですから、頻繁に休憩に立ち寄りましょう。

後は単純に車間を十分に取ること。

時速100キロの場合は約100mぐらいの車間が安全だと言われています。
しかし素人が運転しながらそれを把握するのは非常に難しいですよね。

そこで提唱されるのが、4秒ルールです。

車間距離を測る4秒ルールとは?
先行車が通過したところを4秒後に自車が通過すれば、大体100mほどの車間になっているという事です。

あまり車間を開けていると割り込みをされるといった問題はありますが、これも意識の問題ですね。

追い越し車線を走行している車の多くは、車間が20m前後しかない事を考えると、100mの車間は想像以上に空ける必要があるとイメージしておきましょう。

個人的には先行車との距離を感知して車間を調整したり、車線逸脱を教えたりする高性能なレーダー搭載車に乗るのも1つの解決策だとは思いますが、何せお金がかかりますからね(笑)

こまめに休憩するのと車間を多めに取るのが確実かと思います。

アクセル・ブレーキの踏み間違いの原因は年齢だけではない

番組内では、高速道路の催眠状態の他、アクセルブレーキの踏み間違いの原因検証も行っていました。

上記の動画はYOUTUBEにあったアクセル・ブレーキの踏み間違いで起きた事故の様子です。

海外でも同様の事故は多発していることが分かります。

踏み間違いは加齢によって関節可動域が狭くなってしまうのも原因の一つだとどこかで聞いたことがありますが、高齢者だけでなくドライバー全員が知っておくべき原因があったのでこれもシェアしておきます。

踏み間違いの原因は「意外性」です。

これも番組内で検証実験をしていましたが、5センチ程の段差を乗り越えて前向きで駐車をするという、普通のドライバーなら誰でもできる簡単な車庫入れです。

特にハンドルを切る必要もなく、段差を超えるためにアクセルをちょっと踏んで、後はブレーキを踏むだけ。

教習所に通う仮免許ドライバーでもできる事です。

しかし、アクセルを踏んで段差を超えて、後はブレーキを踏むだけ。という時に、後部座席に載ったスタッフが携帯電話の着信音を鳴らします。

すると、ブレーキを踏まずにそのままアクセルを踏んでしまう人が何人もいたんです。(流石にこれは全員ではありませんでした)

「ビックリして、自分がアクセルブレーキ、どっちを踏んでいるのか急に分からなくなった」と答える人が多く、その結果に驚きました。

この検証実験では携帯の着信音を使っていましたが、急に判断能力が低下してしまうビックリする要因なら、どんな事でも踏み間違いの原因になりそうですね。

踏み間違いの解決策

アクセルとブレーキ。
運転していて、どちらの方がよく踏みますか?

当然、進むためのアクセルをよく踏みますよね。

踏み慣れた方を踏むのが人間の習性らしいです。

従って、ブレーキと勘違いしてアクセルを踏み込んでしまうケースが大半とのこと。

そしてその間違いに気付くまでには、ある程度の時間が掛かってしまいます。
パニック状態になった人間が状況把握するには、通常よりも時間がかかってしまうんですね。

だからこそ解決策としては、アクセルはゆっくり踏む事を習慣化する提唱していました。

ブレーキを離してクリープ現象で少し進んでから、アクセルを踏み足していくという基本動作ですね。

アクセルをゆっくり踏めばゆっくり進むので、もしブレーキと踏み間違いをしていても、間違いに気づくまでの時間が稼げるという理屈です。

確かに一理ありますね。

事故歴がない人ほど安全運転意識を持つ

これまで私は事故歴はなく、比較的運転は上手い方だという意識がありました。

しかし今回ためしてガッテンを見て、改めて安全運転意識を振り返ることができました。

私はまだ幼い子供を載せて運転する機会が多いので、事故だけはしないように注意をしていますが、誰もが陥る事故原因を知ることができたのは有益でした。

特に高速道路で事故をしてしまうと、一般道よりも大きな事故になるのは間違いありません。

GW中は運転に慣れないドライバーも増えるので、高速道路で出口を過ぎてしまい急に止まったり、バックしようとしたりといった考えられない事も起こりえます。

家族での楽しい思い出になるはずだったのに…という痛ましい事故を起こさない為にも今一度気を引き締めてハンドルを握ります。



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当ブログ管理人の「タカ」です。 名古屋生まれの名古屋育ちで、現在36歳。1児の新米パパをやってます。 当ブログ「ドゥーした。」は基本的に全て私の実体験ベースの記事を更新しております。 詳しい自己紹介は→こちらの<自己紹介ページ>をご覧ください。

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