株式投資でローリスクハイリターンなのはIPO投資

SBI証券

株式投資と聞くと、ハイリスク・ハイリターンを想像する人も多いと思います。
かく言う私も去年まではそうでしたから。

しかし以下の記事で、ハイリスクばかりが投資ではない理由を説明していますので、気になる方はご参照下さい。

証券会社で口座開設

投資初心者がこれから株式投資を始める理由

2017年3月4日

とは言っても、できるだけ早くリターンが欲しい!と思うのが人間ですよね。

実は私も当初は投資信託で年間利回り5%程度を目指して、資産運用をしようと思っていましたが、今やっているのは全く別の事です(笑)

その1つが、今回のテーマでもあるローリスク・ハイリターンな「IPO投資」です。

このIPO(アイピーオー)なら、通常の株のようにチャートや材料、企業業績などを調べる必要もありません。
あ、最低限のリサーチはしておいた方がいいのは間違いありませんが。

株式投資の中で最も低リスクで稼げるのがIPO投資なのは間違い無し

IPOってそもそも何?どうして儲かるの?

IPO=新規公開株です。

「それって未公開株なの?」と聞かれる事もありますが、未公開株はほとんどがニュースに出て来る詐欺話ですので、全くの別物です。

証券取引所に新たに上場する株式会社の株を抽選で買うのがIPO(新規公開株)です。

IPOは上場が決まった会社の株を上場前に証券会社を通じて購入します。
そして上場後に付いた初値との差で儲けられるのが最大の特徴です。

IPOのイメージ
上場前に1株2000円を100株(計20万円)で購入
  ↓
上場後の初値で1株5000円がついた!
  ↓
売却すれば5000円-2000円×100株=30万円の利益!

ざっとこんなイメージがIPO投資です。

新規上場する会社の株価は、高確率で上がるので非常に簡単に儲かるのが最大のメリットです。

色々なサイトで値上がり率などが公開されていますが、私の感覚では8割ぐらいの確率で値上がりしています。

そして人気銘柄の場合には20万とか30万とか儲かる場合もあり、反対にマイナスになる場合でも悪くて2~3万円程度です。

去年2016年の有名所のIPO実績
・6月29日に上場したコメダの株がIPOで当たって初値で売却していたら9300円の損失
・7月15日に上場したLINEの株がIPOで当たって初値で売却していたら16万円の利益
・10月25日に上場したJR九州の株がIPOで当たって初値で売却していたら5万円の利益

ちなみに今年もIPOは堅調に値上がりしており、あの有名ラーメン店一風堂を経営する「力の源ホールディングス」の株が当たっていたら16万3000円の利益が出ています。

IPOのメリットとデメリット

IPOは値上がりする確率が非常に高いのが最大のメリットですが、デメリットは株が買えるかどうかは抽選で決まるということです。

新規上場するからと言って、誰でも株が買える(手に入る)という事ではありません。
上場後は誰でも買えますが、上場前はあくまで抽選で株が割り当てられる仕組みなんです。

人によっては抽選以前に株を買うお金が無いという人もいますが、自分が買える範囲の金額のIPOに申し込めばいいだけなのでデメリットではありません。

その抽選に当たるというのが、非常に狭き門なのが辛いところです。

通常A社が新規上場することになった場合、いくつかの証券会社にA社の株が割り当てられます。

・いけいけ証券には3万株
・うはうは証券には1万株
・ハッピー証券には5000株

で、その割り当てられる株数が証券会社によって大きく異なります。

当然ですが株数が多い証券会社の方が抽選確率は上がりますよね。

しかし株の世界は大人の世界です。

どの証券会社でも完全に平等な抽選をしていないのがポイントなんです。

完全平等抽選もあれば、資金量に応じて当選確率が変わる証券会社もあります。

資金量による当選確率の差
30万円のIPO株に申し込む場合…
普通の人なら1口30万円の申込みが妥当な所ですよね。
しかしお金持ち投資家であれば、100口3千万円の申込みだって余裕です。

この時点で100倍の当選確率の違いがあります。

この違いを認めている証券会社もあれば、誰もが平等に1口しか申し込めない証券会社もあるんです。

IPOは証券会社で勝負が決まる

IPOでは主幹事という言葉があります。

イメージとしては、A社が新規上場する為に全面的にバックアップする証券会社といった所でしょうか。

その主幹事である証券会社に大半の株が割り当てられるのが通例です。

つまり主幹事である証券会社から申し込むのが、単純に考えて当選確率が高くなります。

しかし通常IPOの場合、主幹事以外にも5つぐらいの証券会社にも株の割当があります。

これも単純に考えて、A社のIPO株を割り当てられた全ての証券会社から申し込めば当選確率は上がりますよね。

はい、そういう論理で私は17社の証券会社に口座を開いた次第です。

私が口座開設した証券会社
・SBI証券
・マネックス証券
・カブドットコム証券
・SMBC日興証券
・野村證券
・大和証券
・みずほ証券
・松井証券
・東海東京証券
・楽天証券
・GMOクリック証券
・むさし証券
・ライブスター証券
・立花証券
・岡三オンライン証券
・いちよし証券
・岩井コスモ証券

この中で主幹事を務めることが多いのが、SBI証券・SMBC日興証券・野村証券・みずほ証券・大和証券(順不同)といった所です。

最低限、この証券会社の口座は開いておいた方が良いです。

もちろん口座開設は無料ですし、維持費も不要です。
ネットで手続きはできるので(書類の郵送などはありますが)IPOで稼ぐ為には必須と言えるでしょう。

そして主幹事ではなくてもIPO株の割当に期待できるが、私が口座開設した証券会社たちです。

可能な限り当選確率を上げるために、出来る限り多くの証券会社の口座を持っておくのがIPOで稼ぐためのポイントです。

私が始めた2017年3月以降のIPOの結果

証券会社の口座開設が完了した時点から、できるだけ多くのIPO抽選に申込みをしました。

・エスキュービズム
・マクロミル
・グリーンズ
・オロ
・ソレイジアファーマ
・TKP
・ズーム
・No.1
・オークネット
・ユーザーローカル
・ネットマーケティング

しかし全て落選。
何となくどれか1つぐらいは当たるんじゃないかと思っていましたが、全て落選という結果です。

3月後半までは口座開設が完了していない証券会社も多かったので、その時点で多少は当選確率が落ちてしまっているのですが、IPOで当選する難しさを痛感いたしました。

このIPOは毎月どこかの企業が上場しているのではなく、ある程度の季節要因があります。
3月4月6月9月12月にIPOが多くなる傾向です。

今は抽選に申し込めるIPOが無いので、次の機会を伺っている所です。



ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ管理人の「タカ」です。 名古屋生まれの名古屋育ちで、現在36歳。1児の新米パパをやってます。 当ブログ「ドゥーした。」は基本的に全て私の実体験ベースの記事を更新しております。 詳しい自己紹介は→こちらの<自己紹介ページ>をご覧ください。

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