くも膜下出血の怖さを思い知らされた訃報

くも膜下出血によって、私の幼馴染のご兄弟が帰らぬ人となりました。

まだ40代の働き盛りの年代。
2人の子供の成長をもっと見たかったでしょう。

くも膜下出血は死亡率が高い事は漠然と知っていましたが、今回を機に改めてその怖さを痛感した次第です。

私はまだ30代中盤ですが、働き盛りの突然死は人事ではありません。

いや、正直普段なら突然死など対岸の火事ぐらいにしか感じません。
人間なんて健康に過ごしている日常が当たり前と思ってしまいますから。

しかし今回の訃報を聞いて「死」は人事ではないと感じました。
まだ乳飲み子である子供の成長を見ずに死ねません。

万が一の為に、改めてくも膜下出血についての知識を学んでおこうと調べた情報を記載します。



くも膜下出血は脳卒中の一種

頭蓋骨と脳の間には3つの膜があり、その中の一つがくも膜です。
そこで出血が起こるので「くも膜下出血」と呼ばれています。
(※病気の細かいメカニズムは素人の私の解説よりも専門サイトをご覧になってください)

40~50代の働き盛りに多く、亡くなる確立が高いのがくも膜下出血の怖い特徴です。

くも膜下出血で亡くなった有名人
吉田栄勝(吉田沙保里の父)
木村拓也(元プロ野球選手)
小林カツ代(料理研究家)
村田渚(お笑い芸人)
伊藤俊人(俳優)

またglobeのkeikoさんもくも膜下出血を発症し、現在もリハビリ中との事です。

死亡率の高さもさることながら、後遺症が残る怖さもあります。

実際、手術をしても運動障害、嚥下障害、言語障害、感覚障害、人格・精神面の変化、排泄障害、視野障害といった後遺症が残る可能性があります。

恐らく一瞬で生死が分かれる

くも膜下出血が発症すると、これまで経験した事のない激しい頭痛に襲われると言われています。
有名な例えで「金属バットで頭を殴られたような激しい痛み」と言われます。

そして頭痛と共に嘔吐したり、場合によっては一瞬で意識を失ったりするのが特徴です。
つまり、症状が出た頃には自分ではどうする事もできないのです。

運転中にくも膜下出血が発症した場合には、安全な場所に車を停めて救急車を呼ぶなんてできません。

幸い周りに人がいれば119番通報をしてくれるでしょうが、どこで発症するかによって生死が分かれるといっても過言ではありません。

今回不幸に見舞われてしまった幼馴染のご兄弟は、車の運転中にくも膜下出血に襲われたそうです。
詳細は分かりませんが、幸い他の車を巻き込む事故にはならなかったようです。

死を意識するような頭痛に襲われる中で、最後の力を振り絞って、誰も巻き込まないようにガードレール方向へハンドルを切ったんだろうと思います。

もし自分がそのような状況に置かれたとき、「このような立派な行動が自分にも取れるのだろうか?」と自問自答をしてしまいました。

本当に立派な行動をされたと、心から思います。

くも膜下出血を疑う前兆

くも膜下出血は、前兆が無く突如として発症する怖い病気と思われていますが、実は前兆があるケースも珍しくないそうです。

数日前からの血圧の乱高下

血圧が急激に上昇したり、下降したりという事です。
とはいっても、普段血圧に特別な異常がない限りは、血圧の乱高下によってどんな症状が出るのか分かりませんよね。

そこで血圧が高い場合と低い場合に起こる症状を調べてみました。

▼血圧が高い場合の症状

頭痛、めまい、耳鳴りがする、肩こり、動悸・息切れ

▼血圧が高い場合の症状

頭痛、めまい・立ちくらみ・ふらつき、肩こり、動悸・息切れ、朝起きれない、不眠、疲労感・倦怠感、吐き気、食欲不振、体の冷え

意外な事に、血圧が高くても低くても共通する症状が出るようです。

これまでこういった症状で特に悩んだ事がない場合、血圧の乱高下を疑った方がいいのは間違いありません。

しかし血圧はホルモンバランスとも関係しているので、女性の更年期でも血圧は上がったり下がったりします。

こういった症状はくも膜下出血の前兆と言われていますが、下記と合わせて慎重に見極めた方がいいです。

急な頭痛

くも膜下出血は動脈瘤が破裂して出血するので、前段階で少量の出血や神経を圧迫する事があり、その影響で急な頭痛を感じる人が多いとされています。

頭痛と併せて、目の異常、めまい、吐き気、もやもや感、ボーっとする、といった症状が出る人もいます。

しかししばらく時間が経つと治ってしまうのでそのまま放置して、数日後にくも膜下出血が発症するケースが多いそうです。

くも膜下出血のリスクを高める原因と予防法

高血圧・喫煙・コレステロール値・ストレスいったあらゆる病気を引き起こす原因となる要因が、くも膜下出血でも同様に当てはまります。

また、家族に脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)の体験者がいる場合もリスクが高くなるとされています。

血縁リスクについては予防することは出来ませんが、それ以外の高血圧・喫煙・コレステロール値・ストレスについてはある程度予防できます。

・塩分の多い食生活を改善
・禁煙する(私も課題とします)
・定期的な運動習慣(これも私の課題とします)
・早期発見の為の脳ドック

塩分の多い食生活は、本人の味の好み(濃い味付けが好きなど)もありますが、外食を見直す事も非常に効果的なポイントです。

基本的に外食は、栄養バランスも偏りがちですし味が濃いものが多く塩分過多になりがちです。

塩分の取りすぎは腎臓にも負担を掛け続ける事になるので、非常に多様な病気のリスクとなるので、意図的に控える必要があります。

塩分をコントロールしながら定期的な運動をする事で、血管を強くする事ができるので、くも膜下出血(脳動脈瘤の破裂)の予防にも繋がります。

そして最悪の事態を避ける為の脳ドックで早期発見・早期治療を行えば、ある程度のリスクを下げる事はできます。

脳動脈瘤があったとしても、早期治療をすれば問題ありません。
今の医療技術は非常に高いレベルですから。

くも膜下出血は、先述のように40~50代の働き盛りに多い非常に怖い病気です。

特にその年代の方の多くは、まだお子さんが独り立ちするほど大きくなっておらず、その成長を見るのが楽しみだと思います。

私が40代を迎える頃は、息子が小学生で成長が著しい時期です。
家族で沢山の思い出を作れる貴重な頃です。

そんな時に自分が突然死を迎えるなんて、本当に死んでも死に切れません。

丁度昨日、脳梗塞から復帰したラモス瑠偉さんの会見映像をニュースで見ました。

その中で「死ぬ事よりも家族と二度と会えない事が辛いと思った」と発言していましたが、正にその通りです。

自分に何かあった場合の為の生命保険は掛けていますが、「残された家族の為にできる事」と「家族を残さない為にすべき事」は全く別物です。

この度の身近で起きた不幸を機に、夫として親として、これまであまり真剣に考えてこなかった自分に気がつけました。

この場で感謝を伝えると共に、心よりご冥福をお祈りいたします。



ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ管理人の「タカ」です。 名古屋生まれの名古屋育ちで、現在36歳。1児の新米パパをやってます。 当ブログ「ドゥーした。」は基本的に全て私の実体験ベースの記事を更新しております。 詳しい自己紹介は→こちらの<自己紹介ページ>をご覧ください。

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